マンション経営をはじめる|リスクを把握しておこう!

資金力と売却計画

夫婦

売却時の想定

1棟を丸ごと購入するマンション経営は不動産投資の手法の中でも人気の高い手法の1つです。しかし、マンション経営には複数のリスクが存在します。その中でも一番大きなリスクとなるのが売却時のリスクです。賃貸物件は築年数が増せばそれだけ需要が減り、どのような物件であってもやがていつかは需要が無くなります。そのため、投資用物件は売却というプロセスを避けては通れないのです。しかし、1棟丸ごと購入したマンションは、1部屋ずつ売却するのではなかなか全部屋を売却できるという想定は立て難いですし、1棟丸ごとで売るとなると、一般の居住用不動産を求める人が購入する可能性は無くなりますので、潜在的に購入する可能性があるのは法人や不動産投資家などの限られた層しかいません。そのために、売却がスムーズに進みにくいというリスクがあるのです。こうした売却時のリスクを低減させるためには、購入前に売却時期とそのタイミングで売却する際の売却額について、綿密でシビアな計画を立て、その計画とおりであっても求める水準の利回りが確保できる物件か否かを吟味することが大切です。

効率的な運用が可能

これらのリスクを踏まえても1棟丸ごと購入によるマンション経営が人気を集める理由は複数の部屋を所有することによる空室状態の分散化による空室リスクの低減が図れることに加えて、管理のための負担が軽減される点にあります。具体的には1つのマンションをまとめて経営すれば管理費用は一元化できますので、管理会社に任せるにしても複数のマンションに1部屋ずつ投資物件を保有する場合の管理費と比べると効率化が図れます。また、投資家が極力自ら管理を行うことで利回りを向上させようと考える場合も、1棟丸ごと購入であれば物理的な移動の手間が軽減できる上に、マンション全体を所有している訳ですから自由に手を加えることができます。このようなメリットによって利回りを向上しやすい条件が整うため、1棟丸ごと購入によるマンション経営は人気を集めているのです。